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戦国の世に百年にわたり独立国家を形成した日本史上の事件・加賀一向一揆を小説に取り込む ――北方謙三が数十年来抱えていた構想がついに結実し、血潮たぎる物語が誕生! 著者自ら「わが心の記念碑」と語る歴史巨篇。 本願寺蓮如との邂逅から、守護・富樫政親との交流、風谷党の旗揚げまで…… かの地に燃え広がった真宗の炎と、複雑に交錯する武士・門徒の思惑の中で、 戦い、信じ、己の道を見出していく、ある地侍の熱き青春を描き切る! 魂の沃野（上） (中公文庫 き 17-10) 2019年9月25日初版発行 魂の沃野（上） (中公文庫 き 17-11) 2019年9月25日初版発行 著者　北方謙三 発行所　中央公論新社