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弓道場に行けない時も 弽一文字を使って自主練習しましょう！ ●初心者の巻藁稽古に 弓道教室や部活動などで、ゴム弓や素引きからいきなり矢を放つ巻藁稽古は恐 いものです。そんな時に、まず「弽一文字」を装着し、会までを確認します。 慣れたら、「弽一文字」を外して、巻藁稽古をしましょう。 ●道場で稽古できない時のトレーニングに 仕事や勉強などで忙しく、道場へ行く時間がない時期もあるでしょう。「弽一 文字」は、素引きができる場所ならどこでも装着して稽古ができますので、弓 を引く感覚を維持することができます。例えば、自宅の庭や学校の校庭など。 自分の弓と矢さえあれば、道場で引いているようなイメージで、会まで弓を引 くことができます(矢が飛ばないので離れまで可能ですが、矢羽が痛んだり、 安全のため、会から引き戻してください)。 ●たぐり、平づけ、早気など癖の改善に たぐっている人は、弽の拇指の上ベルトが引っ張られる感覚があるはずです。 指導者に見てもらいながら、引っ張られないように引く感覚を体得しましょう。 平づけの人は、弽の拇指の上下ベルトが引っ張られる感覚があると思います。 その感覚がなくなるように稽古してください。また、早気の人は、会のどの辺 りで離そうとしているかが感じ取れるはずです。そこで離さずに、少しずつ会 を深くしていきましょう。離れまで引いても矢は飛ばず、落ちてしまいますの で大丈夫です。