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PJBは数あるベースアンプブランドの中でも特にピュアで脚色のないサウンドを特徴としています。 彼らの高品質な製品は多くのプロに信頼されており、Bobby Vega, Pino Palladino, Nathan East, Tony Levinといった一流ミュージシャンがステージで愛用しています。 本モデルは大ヒット作NANOBASS X4のアップデート版。 USB Type C端子を搭載し、USB-PD規格のモバイルバッテリーでの駆動に対応しました。 室外環境での使用はもちろん、USB端子を多用するデスク上での使用にも非常に便利になりました。 内容としては既に高い評価を得ているDouble Fourを半分にしたようなイメージで、4インチスピーカーを1発搭載。 特筆したいのは、Bluetoothでの通信が可能になっており携帯電話などから音源を飛ばし、その音源とベースの音をスピーカーから同時に鳴らせること。 ベースアンプはベースに特化する故、一般的な音楽再生用のスピーカーとしては優れた結果が得られないことがあります。 しかし、その心配は本モデルには不要。 一聴して音楽再生用スピーカーとしてのクオリティの高さに驚きました。 副次的なものですが、クリアでフラットなPJBの特徴を如実に感じます。 ベースの再生能力も家での練習用としては全く問題なし。 35Wのスペックに対して音量は小さめで、ローBなど大きなゲインが入るものを大きな音量で鳴らすと歪んでしまいます。 しかし、実際の家庭での練習環境を考えると大きな音量は不要であることは言うまでもありません。 デスクの上に置けるサイズ感、上質なサウンド、Bluetoothで手軽に使えるユーザビリティの高さ、これらを考えると32780円（税込）という価格は破格。 コロナ禍において家庭での練習には大きな需要があります。 ヘッドホンでモニターすることが今まではポピュラーで、日本の環境を考えるとそれは今後変わらないかもしれません。 しかし、実際にアンプで鳴らして空気を通った音をこれだけ高い質で聴けるのはそれ以上に価値のある事であることは間違いありません。 ヘッドホンでもいい音が聞けるようにIRなどのシミュレーターが発達しましたが、本当にやりたいのはアンプを鳴らすこと。 それを実現するのがこのアンプです。 フラットで美しい音響特性を持つので、ベーシストに限らずギタリストや他の楽器奏者の方にもおすすめしたい逸品です。 ぜひお試しください。 文章：嵯峨駿介 SPEC ■出力： 35W（バッテリー駆動時15-40W） ■スピーカー： １ x PJB ネオパワー 4 インチ ＋ RALFER パッシブラジエター ■周波数特性 : 68Hz - 15kHz ■入力：Input、 Aux、 Bluetooth ■Bluetooth 規格：5.0（SBC, AAC, aptX, aptX HD 対応 ) ■コ ン ト ロ ー ル： Input Level、 Bass、Mid、Treble、 Aux/BT、Volume、 MasterVolume ■入 出 力 端 子： インプット、AUＸインプット、ヘッドホン アウト ■サイズ： 160(W) x 200(H) x 197(D)mm ■重量： 2.6Kg メーカー保証付き 頑丈な段ボール箱で発送します。